ABEMA、警察へ誹謗中傷コメント投稿者の情報開示を宣言

2020年6月23日ABEMA-TOPIC

ABEMAが番組出演者に対する脅迫や誹謗中傷コメントをしたユーザーの個人情報を、警察へ情報開示すると掲示し始めました。

ABEMA、誹謗中傷コメントに対する処置として個人情報開示に同意を求める

ABEMAのコメント欄が無法地帯であることは、サービス利用ユーザーにとって周知の事実であると思われます。そして、対策の強化の必要性を感じたことがある方も多いでしょう。

2020年に起きたインターネット投稿をめぐる不幸な事件が起きた際、ABEMAは対策として、まず出演者の保護システムを整備しました。これは、恋愛リアリティーショーなどの出演者が、インターネット上での誹謗中傷や風評被害を受けた場合、『証拠の収集・精査やプロバイダー責任制限法に基づく個人情報の開示請求、警察への被害届の提出、訴訟手続きなどの法的手続き』を行うというものでした。
「ABEMA」が番組出演者向けに、誹謗中傷等インターネット上の被害に関する相談窓口を設置|CyberAgent

対して、同年6月23日頃に導入されたのは、コメント欄の規制になります。コメント欄の利用に関しては、利用規約第8条(禁止事項)に明記されている通り、差別や誹謗中傷コメントなどはこれまでも禁止でした。しかし、遵守されているとは言い難い状況であることは改めて言う必要もないでしょう。

今後は、コメント投稿前に、①出演者に対する脅迫や誹謗中傷コメントではないこと、②禁止事項に該当した場合、個人情報を警察等に開示することを承諾する、という確認を求められます。

▼こちらが実際に表示される同意ウィンドウです

コメント投稿前の同意

毎回確認を求められるような煩わしいものではありません。

ABEMAのコメント欄、無法地帯脱却なるか

ABEMAが、「コメント内容をよく考えてから投稿するように」という注意を出したのだと受け取れます。大きな前進です。

しかし、どうでしょう。被害が生じてからの対策に見えます。後手に回ってしまう。ABEMAはほとんどコメント欄に規制をかけていません。ユーザーが任意で行うブロックと通報、投稿内容の非表示(NGワードなど)やコメント投稿停止措置が存在するのみです。

出演者保護を打ち出した次は、閲覧者の保護へ向けて対策を強化してくれることを望みます。