ABEMAが「視聴数・人気番組ランキング」ページへ直接アクセスを塞ぎ、奥に引っ込めました

ABEMAブラウザ版がプチリニューアルされましたが、視聴数や人気番組ランキング、通知予約ランキングへアクセスするルートが塞がれたようです。アプリ版ともども視聴数を知ることがやっかいになりました。
【追記2019.12.4】PCでは遠回りすればたどり着けます
ABEMAが、視聴数・人気番組ランキング・通知予約ランキングへアクセスするルートを削除
2019年11月27日より少し前、ABEMAをブラウザで開くと、画面左側に番組表やマイリストへすぐにアクセスできるサイドバーのようなものが設置されました。
利便性は高まりましたが、ひっそりと削除された項目があります。それは、ランキングです。
ランキングとは
ABEMAランキングとは、視聴数ランキング、視聴予約数ランキングなど、ABEMAで人気の番組を知ることがができる機能でした。
旧来のブラウザ版では、[メニュー]の中に[ランキング]という項目が設置され、誰でも閲覧できる状態にありました。視聴数上位番組については、各視聴数を確認することもできました。
アプリではずいぶん前に、アプリを経由した視聴数ランキングの閲覧は不可能になっていました。ブラウザ版では最近まで可能でしたが、改修の際にランキング項目は削除されたようです。
なぜ視聴数やランキングへアクセスするルートを削除したのか
ABEMAの視聴数や人気番組ランキングを知る方法は、アプリより撤廃され、PCブラウザでも撤廃となりましたが、その理由について少し個人的な意見を述べたいと思います。
ランキングがPCでも閲覧できないことに気がついたのは、本日(11月27日)でした。当サイトに掲載した2019年10月視聴数ランキングを作成したのは、11月2日のこと。その時はPCよりランキングページへとべました。
そして、そろそろ11月ランキングの作成に取り掛かろうとしていた矢先です。なぜこのタイミングでABEMAは視聴数ランキングを一般ユーザーの目に触れないようにしたのでしょうか。
重要なキーは、2019年年間人気番組ランキング?
ABEMAは毎年12月に、その年の人気番組ランキングを発表します。これは、1月~11月までの番組の視聴数を集計しランキング化したものです。12月は年間ランキングにはふくまれていません。
この時期は、年間ランキングの発表を控えています。実は、当サイトではこの年間ランキングや月間ランキングが「おかしい」という指摘をしたことがあります。視聴数ランキングは毎月独自に掲載していますが、ずっと「おかしい」と感じています。
視聴数のほかに順位を変動させる何かがあるのではないか、と。
例として、2019年10月、ABEMAは1位に『今日好き台湾編#4』(10/28放送)をランク付けしています。公式視聴数を多い順に並べた当サイトでは、1位は『7.2 新しい別の窓 #19』(10/6放送)としました。なぜ、1位が異なるのでしょうか。
当サイトで根拠にした公式視聴数は、以下になります。
『今日好き台湾編#4』100万視聴
『7.2 新しい別の窓 #19』130万視聴
誤差の範囲に見えますか? ABEMAはランキングの根拠として
本ランキングは、2019年10月1日(火)から10月31日(木)までに放送された全番組を対象に算出。
としています。この文がよくわからない。リアルタイム配信時の視聴数に、見逃し視聴の数字を加味しているのではないかと考えてもみますが、わからない。
2019年年間ランキングの行方
ユーザーが視聴数をリアルタイム視聴でしか触れられないように改修したABEMA。2019年年間ランキングがどう発表されるのかが気になります。が、当サイトが独自視聴数ランキングの作成を継続できるのか、が気がかりであります。
2019年は歴代ランキングを揺るがす数字を出した番組があるのに。
【追記】視聴数を閲覧する方法
2019年12月4日追記
パソコンでは、視聴数を閲覧するルートが残されていました。[ビデオ]よりジャンル別ページへ入り(「ドラマ」や「アニメ」)、[無料ランキング]をクリック、するとABEMAビデオの「人気のビデオ」が表示されます。「人気のビデオ」と横に並んでいる「人気のテレビ」をクリック、これにより「視聴予約数」のランキングページが表示されます。「視聴予約数」の横にある「視聴数」をクリックします。
ここで、デイリーランキングを見ることができます。
メニューからランキングが消えて焦ってしまいましたが、ABEMATOPページ、ビデオ、各ジャンル、無料ランキング、人気のテレビ、視聴数と順にクリックしていくとたどり着けました。奥まったところへ行ってしまった視聴数ランキング。