無料動画配信サービス「ABEMA」をテレビデバイスから視聴する方法と、テレビデバイスで利用できる機能を紹介します。アベマをテレビ画面で視聴すると、画面が大きいというのが最大のメリットですが、CM中もコメント欄を開けるという良さもあります。
コンテンツ
ABEMA「 基本情報」
ABEMA運営について
ABEMAは、2015年4月にサイバーエージェントとテレビ朝日の共同出資で設立された「株式会社ABEMA」によって運営されています。2016年4月にインターネットテレビ局として本開局。2020年4月にサービス名を「ABEMA」へ変更。
無料配信の理由
スポンサー企業CMによる広告収入や、「ABEMAプレミアム」という有料会員費などを運営資金にしています。無料で見られるのは「テレビ機能」で放送される番組と、一部無料のABEMAビデオとなります。
年齢制限はない
ABEMAに視聴年齢制限はありません。18歳以上を対象としたサービスなので、18歳未満の方は保護者に相談しましょう。
ABEMAをテレビデバイスから視聴する方法
アベマをテレビで視聴するためには、アベマ対応テレビ、または、アベマをテレビで見るための機器(外付けデバイス)が必要です。
アベマに対応しているテレビのリモコンには、ABEMAボタンが搭載されています。
Android TVなら、アベマアプリをインストールすることで視聴できます。
ほかにも、「Google Daydream View」(VRデバイス)や、「LINE Clova Desk」「Amazon Echo」などのスマートスピーカーでも見ることが出来ます。
対応するテレビを持っていない場合は、外付けデバイスを用意することで、お持ちのテレビでもアベマを見られます。テレビ本体にHDMI端子があり、Wi-Fi接続できればOK。
テレビの裏側や横を見て、HDMIという表示を探しましょう。
この中のどれか一つを用意します
・Fire TV
・Chromecast
・Apple TV
HDMIケーブルでPC画面をテレビに出力する方法もあります。
ここでは、Fire TVを使用してテレビ視聴する場合をとりあげ、テレビデバイスでアベマを視聴する際に利用できる機能を見ていきます。
関連
ABEMAをテレビで視聴時に利用できる機能
テレビリモコンでアベマアプリを立ち上げた後は、Fire TVリモコンを使用します。上下キーでチャンネル切り替え、左右キーでメニューを呼び出します。
メニューの内容
左キーでメインメニューを呼び出せます。メニューには、検索・テレビ・ビデオ・番組表・マイビデオ・設定・視聴プラン・アプリを終了の8項目あります。ひとつひとつ取り上げていきます。
検索 | Fire TVリモコンは音声入力に対応しています。検索を開き、番組タイトルをコールすると、アベマ以外のアプリがHITして、使い勝手はイマイチ |
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テレビ | アベマ「テレビ」機能です。リモコン上下キーでチャンネル移動。右キーでサブメニューが開きます。サブメニューは映像にかぶさるように開くので、サブメニューを開いても映像は閉じません。サブメニューには、コメント表示・マイビデオ追加・追っかけ再生・番組詳細へと4項目あります |
ビデオ | ABEMAビデオがジャンル別に収納されています。ビデオは早送りなどの機能はありますが、コメント機能はありません。「ABEMAプレミアム」登録を行えば、有料ビデオも視聴できます |
番組表 | 配信番組を前後1週間分確認できます。検索がないのが使いづらい |
マイビデオ | マイビデオという名称ですが、ユーザーにはマイリストという呼び方の方がしっくりくるかもしれません。マイリストの中にマイビデオと視聴履歴の2つが入る構造 ・マイビデオ…後で見逃し視聴したい番組リスト ・視聴履歴…ビデオで視聴した番組の履歴 |
設定 | 設定には、アカウント情報・デバイス連携・FAQ/お問い合わせ・利用規約・プライバシーポリシー・オープンソースライセンス・その他のライセンスの6項目があります ・アカウント情報…IDの確認、ワンタイムパスワードの設定 ・デバイス連携…ABEMAプレミアムの引き継ぎやマイリストの連携を設定。パソコンやスマホで登録したプレミアム登録IDをお持ちなら、テレビの視聴プランをプレミアムへ変更できます ・FAQ/お問い合わせではQRコードが表示されます。キーボード入力できませんからね |
視聴プラン | 現在の視聴プランの確認を行います。無料ユーザーなら、自動的にベーシックプランです。ABEMAプレミアム登録はここで行います。Fire TVから有料登録を行った場合、請求はAmazonから来ます |
アプリを終了 | アプリを終了します |
コメントは閲覧のみ可能
テレビデバイスでは、コメント機能は閲覧のみ可能です。コメント投稿はできません。キーボードがないですからね。ただし、CM中もコメント欄を開けるというのが、テレビデバイスの魅力です。欲を言えば、コメントスクロールがもっとすべらかにサッと流れてくれたらと思います。テレビデバイスリニューアルの時に改善しましたが、スクロールがいまひとつ。
CM中でもコメント欄を開けるのがテレビ画面視聴の魅力
テレビデバイスで利用できる機能・利用できない機能まとめ
利用できる機能
・テレビ
・ビデオ
・コメント閲覧
・マイビデオ
・追っかけ再生(有料)
・デバイス連携
テレビのみできること
・CM中でもコメント欄を開ける(Fire TVのみ確認)
利用できない機能
・コメント投稿
・ダウンロード(有料)
・通知を受け取る
・画質設定
・Twitter連携
Fire TVを例にしましたが、Apple TVについては当てはまらないことがあります。テレビデバイスリニューアル時に、Apple TVはコメントスクロール未対応でした。
テレビで見ると機能的には制約を受けますが、ゆっくりとくつろいで見られて最高です。