「ABEMAは子どもが見てもいい?」年齢制限と視聴制限について確認しよう

ABEMAは誰でも視聴できるオープンな動画サービスですが、年齢制限の取り決めはあるのでしょうか? 年齢制限を設定することはできるのでしょうか? 子どもがABEMAを見たいと求めてきた時に、保護者の方の参考になるよう、「ABEMAは子どもが見てもいいのか」について判断材料を提供します。

Nintendo Switchから簡単アクセス

PC視聴やアプリ視聴のイメージが強いABEMAですが、Nintendo Switchからも視聴できます。

スマートフォンを買い与えていなくても、Nintendo Switchは買ってあげているというご家庭も多いのではないでしょうか。

テレビのリモコンにABEMAを起動するボタンが搭載されていることも増えました。

ABEMAはとても身近なエンターテイメントになり、小さいお子さんも簡単にアクセスできます。そのことに危険性はあるのでしょうか?

ABEMAに年齢制限はあるか

まず、子どもの視聴に関して、ABEMAのスタンスを見ていきます。

スマホアプリの対象年齢をOS別に確認してみましょう。

iOSAndroid
12歳以上12歳以上

iOSが12歳以上、Androidも12歳以上ですね。

では、12歳以上を対象としたコンテンツについて、それぞれのOSが定めるレーティングを読んでみましょう。

iOSのレーティングはこちら。

12+
このカテゴリのAppには、軽度の暴力的な言葉遣いがまれに、またアニメやファンタジー、もしくはリアルな描写による極度の暴力的表現、成人向けのコンテンツや露骨なテーマ、および擬似ギャンブル等の内容が頻繁に含まれる可能性があるため、12才未満の子どもには不適切とみなされることがあります。

Appの年齢制限指定

続いて、Androidのレーティングがこちら。

12 歳以上

空想上のキャラクターに関係する暴力、人間の外観をしたキャラクターや動物に関係する写実的ではない暴力、写実的ではないヌード、軽度の不適切な言葉遣い、擬似ギャンブルは許可されていますが、性的な罵り言葉は許可されていません。

お子様が利用する Google Play のアプリを管理する

さらに、公式Q&Aから「子どものための視聴制限はできますか?」「年齢制限はありますか?」という2項目を抜き出してみましょう。

子どものための視聴制限はできますか?

いいえ、視聴を制限する機能は現在ありません。

年齢制限はありますか?

いいえ。ABEMAでは年齢制限を設けていません。
ABEMAは12歳以上の方を対象としたサービスです。
ABEMAの利用規約に基づき、12歳未満の方が本サービスをご利用になる場合には、親権者の方から事前に承諾を得て、一緒にご利用ください。

基本操作・便利機能について

ここまでで判明したとおり、ABEMAの対象年齢は12歳以上です。

そして、ABEMAは、12歳未満の視聴について保護者の承諾を得ているものという前提をとっています。言い換えると、子どもでも保護者の承諾があれば視聴してもいい、ということになります。

AEBMAに視聴制限は設定できるか

ABEMAでは視聴制限を設定する機能は提供されていません。

ABEMAを視聴できる環境があれば、(無料コンテンツであれば)すべてのコンテンツを視聴できます。

ABEMAには年齢入力がある

ABEAMには年齢入力画面があります。はじめてABEMAにアクセスした時や、ABEMAアプリをインストールする時に年齢入力フォームが表示されます。

ABEMAの年齢と性別の入力フォーム

こちらは年齢制限とは無関係で、5歳と入力しても次の画面へ進めてしまいます。

この入力フォームから得られた情報は、オススメ作品の表示に利用されます。年齢確認の意味はありません。

子供に見せたくないABEMA

ABEMAの番組を子どもに見せられるのかというと、「見せたくない番組もある」という答えになります。

ABEMAは子どもに人気のアニメを多数配信しているので、「ABEMAを見たい」とおっしゃるお子さんもいらっしゃるでしょう。しかし現実として、大人も眉をしかめるような(ちょっぴり)性的な番組や過激さを売りにしたコンテンツも配信しています。

ABEMAオリジナル番組は、「地上波ではできない」下世話が過ぎる番組内容であったりします。その番宣CMも、下世話が過ぎるものです。子供には見せたくありません。

【R18+】を配信している

また、ABEMAは映画配信を行っています。

チョイスされる映画の中には、大人向けの【R15+】【R18+】というものがあります。

【R15+】【R18+】というのは、映倫区分による、観覧年齢制限です。ABEMAでは、年齢制限のある映画を誰でも(小さい子でも)視聴できます。

ABEMAのコメント欄は有象無象

ABEMAの魅力は、コメント欄でしょう。見ず知らずの大勢でコメントをしながら盛り上がるのがABEMA配信の醍醐味。

しかし、ABEMAのコメント欄は、NGワード、コメント通報などの機能が未熟です。害のない番組に、害のあるコメントが投稿されます。それらを目の当たりにしても分別があれば問題ありません。スルーすればいいのです。

子どもはどうでしょうか。「子どもには見せたくない」「見せられない」コメントが有象無象しています。子どもに覚えさせたくないと思う言葉が、大量に投稿されます。

コメント欄は、ABEMAの無料機能の一つなので、だれでも利用できます。コメント機能を保護者権限でOFFにすることは不可能です。

子どもに「ABEMAを見てもいい?」と聞かれたら

子供にABEMAを見せてもよいか。それを考える時は、子どもが分別のある年齢に達していることを考慮するのが賢明だと思います。すでに子どもがABEMAを視聴していたら、どんな番組を見ているのか気を付けてあげてください。

ABEMAを未成年が利用する場合

ABEMAを利用する18歳未満は、親権者の承諾を得ているという前提がありますが、ABEMAプレミアム登録をする未成年も親権者の同意の同意を得ていると判断されます。

ABEMAプレミアムの登録できる年齢は?

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