ABEMAが「見逃しコメント機能」を開始しました。2018年12月10日頃より、ABEMAプレミアムで見逃した番組のコメントが閲覧可能になりました。見逃し視聴・追っかけ再生・動画ダウンロードを利用中に、放送時に投稿されたコメントを閲覧できます。無料ユーザーとABEMAプレミアム会員の違い、PCとアプリの違いなど使用感をお伝えします。
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「見逃しコメント機能」により見逃し視聴・追っかけ再生・動画ダウンロードでコメント閲覧可能に!
今回の「ABEMAプレミアムで見逃した番組のコメント閲覧可能」は、ABEMAアプリバージョン3.5.0より提供された機能です。スマートフォン・タブレットはアップデートが必要です。ブラウザでは自動的に切り替わりました。
見逃し視聴でコメント閲覧可能なのは、ABEMAプレミアム会員です。ABEMAプレミアム会員と無料ユーザーのコメント閲覧の違いを比較します。
無料ユーザーは「見逃しコメント機能」を使えない
無料ユーザーが見逃し視聴すると、コメントマークは表示されますが、
コメントマークをタップすると、
ABEMAプレミアム登録を促され、コメントを閲覧することはできません。
ABEMAプレミアム会員は「見逃しコメント機能」を使える
有料ABEMAプレミアムで見逃し視聴すると、コメントマークが表示され、
コメントマークをタップすると、
コメント欄が開き、コメントを閲覧できます。
見逃し視聴・追っかけ再生・動画ダウンロードでコメント投稿はできるのか
画像右下のコメント投稿欄には、「放送中のみコメントできます」と書いてあり、見逃し視聴・追っかけ再生・動画ダウンロードを利用時にはコメント投稿できません。コメントはリアルタイム配信中のみできます。つまり、リアルタイム配信中のコメントを保存し、見逃し視聴で公開しているようです。コメントがあとあとから読み返せるようになったので、コメント投稿には一層、節度をもたなければなりません。
動画ダウンロードにおいて
動画ダウンロードで「見逃しコメント機能」を利用できるとは、公式発表にはありません。可能ではあります。ただし、動画ダウンロード機能の肝である『通信量の節約』から反れてしまいます。つまり、動画ダウンロード機能はデバイスにあらかじめ動画をダウンロードしておき、再生開始時にわずかに通信を必要としますが、コメント欄を開くと別途通信料がかかります。そのため下記のような確認のメッセージが出ます。
見逃しコメント ダウンロード再生中にコメントを見る場合、別途通信料が発生します。
パソコンとアプリ
「見逃しコメント機能」はブラウザ版でもアプリ版でも利用できます。
コメント公開はいつまでさかのぼれるのか
見逃しコメント機能は、「見逃し視聴」でコメント閲覧可能という機能なので、「見逃し視聴」でなければ放送中コメントを再現できません。見逃し視聴は多くの場合、放送終了後○○日という期限がありますが、見逃し視聴期限内であれば可能と言うことになります。つまり、見逃し視聴期限内でなければ、コメントはさかのぼれません。
また、見逃し視聴でコメント閲覧は、一部対象外の番組がある、としていますが、見逃し視聴できない番組は見逃しコメント機能も利用できません。
コメント閲覧は「見逃し視聴」の場合可能で、「ABEMAビデオ」は対象外
「見逃し視聴」と「ABEMAビデオ」は何が違うのだろうと思いまして、あらためて、「見逃し視聴」「ABEMAビデオ」を区別しましょう。FAQより引用します。
見逃し視聴 とは?
放送終了した番組をいつでも好きなだけ観ることができる機能です。
放送が終了した番組の番組詳細ページを開くと、見逃し視聴の可否や視聴期限を確認することができます。
見逃した番組や、放送が終了した番組をいつでも好きなだけみることができる「見逃し視聴」機能を提供しています。(一部の番組を除き)放送終了後に見逃し視聴することができます。ABEMAビデオ とは?
「ABEMAビデオ」では見逃した番組や人気作品をいつでも好きなだけ観ることができます。
メニューの「ビデオ」からアクセスできます。
エピソードごとに定められた視聴期限があります。視聴期限が30日以下になると残りの期限が表示されます。
「見逃し視聴」と「ABEMAビデオ」ってほぼ同じ説明がされているような気がしますが、明確に違います。
「見逃し視聴」は番組表から開いて再生する、検索をして[今すぐ視聴できる]項目の[過去の放送]を開いて再生することを言います。
一方、「ABEMAビデオ」はビデオ機能を利用します。最新話を「ABEMAビデオ」で再生するとコメント閲覧できるところがややこしいと感じます。
「見逃しコメント機能」はABEMAビデオでは利用できない
「見逃し視聴」と「ABEMAビデオ」の違い
「見逃し視聴」と「ABEMAビデオ」は、PCでABEMAを視聴すると違いがはっきりと分かります。
動画の真上を見てみましょう。「見逃し視聴」では、[ホーム > チャンネル名 > 番組タイトル > 再生話数]の表記があり、「ABEMAビデオ」では[ビデオ > ジャンル > 番組タイトル > 再生話数]の表記があります。見逃し視聴の場合は[チャンネル名]があり、ABEMAビデオの場合は[ビデオ]があります。
「見逃し視聴」と「ABEMAビデオ」は視聴する方法が違う
「見逃しコメント機能」が動作していないようでしたら、再生した動画が「見逃し視聴」なのか「ABEMAビデオ」なのかを確認するといいようですね。
投稿したコメントを「見逃しコメント機能」で見てみよう
自分で放送中に投稿したコメントを、見逃し視聴時に確認しました。通常のコメント投稿と同様に、自コメントは薄い色がついていて、投稿したデバイスからは判別できる仕様です。ABEMAのコメント投稿は、その場限りという手軽さがありましたが、放送終了後も再利用されていることが分かります。
「見逃しコメント機能」により有料会員は見逃し視聴でコメントを閲覧できる
見逃し視聴でコメントが公開されたというのをユーザー目線の表現にすると、有料会員は見逃し視聴・追っかけ再生・動画ダウンロードでコメントを閲覧できるということです。一方、無料会員は見逃し視聴でコメントを閲覧できない、ということです。有料会員になってもコメントがないから有料会員にはならないという方は大勢いらっしゃったと思います。アベマはABEMAプレミアム登録へ誘うような仕様変更を仕掛けてきました。これは、欲しい機能を要望すれば、アベマは応えてくれるのだということではないでしょうか。要望があれば、FAQより送ってくださいとアベマも言っています。要望は言ってみるものですね。