AbemaTVがサービス名変更「ABEMA® TV&VIDEO ENTERTAMENT」へ!大文字&カラーもオレンジへチェンジ!

開局4周年を迎えたAbemaTVが「ABEMA® TV&VIDEO ENTERTAMENT」という表記に一斉に切り替えています。イメージカラーも緑からオレンジへ。サービス名を「ABEMA」へ変更したことがわかりました。
TVを捨てて大文字の「ABEMA」へ
2020年4月11日は、ABEMAが開局4周年を迎える節目に当たります。ちょうどこのときから、ABEMAに変化が起きました。それは、TwitterやYoutubeに開設している公式アカウントで一斉に ABEMA【アベマ】 と名乗るようになったこと。

AbemaTVから、ABEMAへ。
『TV』を捨ててアルファベット大文字5文字に。
ハッシュタグも【#ABEMA】に切り替えています。一部では、有料視聴プラン名も「ABEMAプレミアム」へ変更されています。
これは開局4周年キャンペーンの一環なのか、今後もABEMAを名乗るのか、改名なのか、それとも愛称なのか、情報がありませんでしたが、藤田晋社長インタビューに回答がありました。
『テレビ』というイメージの不便さから脱却を意図したようですね。
テレビ=無料、というイメージもありますが、一方で「その時間に観ないといけない」という不便さのイメージもあります。
AbemaTVから「ABEMA」へ。藤田晋社長に聞く4年間の変化とこれから
「ABEMA® TV&VIDEO ENTERTAMENT」イメージカラーがオレンジに
アベマアプリを同じ頃(13日あたり)に公開された最新バージョン(iOS版ではバージョン15.0.0)へアップデートすると、アクセントカラーとしてオレンジが使用されるようになります。
グリーンから、オレンジへ。
ちょっと見づらいような気がしますが、以前カラーチェンジした時も同じ感想だったので、慣れでしょうか。

画像はアプリの起動画面。「ABEMA® TV&VIDEO ENTERTAMENT」という表現はこれまでなかったものです。ブラウザ版では、「ABEMA|テレビ&ビデオエンターテイメント」というサイト名に変更されているのが確認できます。
ABEMAはもともと「アベマテレビ」ではない
名称の変更といえば、開局してしばらくは「アベマテレビ」とナレーションされていましたが、「アベマティーヴィーである」と公式サイトなどで注意喚起されるようになりました。
でもどうでしょう、「アベマティーヴィー」よりも「アベマ」の方が馴染んでいますね。
ABEMAが「TV」を捨てるのだとしても、呼び慣れた「アベマ」であることにちがいありません。
名前を変えたことでいっそうビデオへシフト?
ABEMAはここのところ、UIを変更を行いながら、テレビ視聴よりビデオ視聴へとユーザーを促してきました。ビデオ視聴に偏重すると、ユーザーが突き当たるのが、「有料ビデオの壁」です。テレビはすべて無料で見られるけれど、ビデオは無料となっていないものが多い。ABEMAプレミアム会員でない場合、テレビ編成番組の魅力が薄く、ビデオも無料では見られなければ、ほかのサービスへ行ってしまいかねません。
そして、大型特番だけを見に来る。
社長インタビューでは、コメント欄の魅力について触れていませんでしたが、ABEMAの武器である『コメント投稿機能』を殺さないことも戦略に組み込んでもらえると、ユーザーはうれしいのですが。
世界情勢的に特番が中止になったり、コンテンツの放送延期が決まったりと公式も情報発信が慌ただしいように見えますが、視聴者数は平時に比べて最大190%増という、ほぼ2倍が見えてきました。
「みんなで楽しく」の路線をアベマは捨ててはいけないと思います。